尿切れが悪いとは
尿切れが悪い状態は、「排尿後滴下」と呼ばれます。尿を切ろうと腹圧をかけても十分ではなく残尿になってしまう状態のこと。
尿道の周りの筋肉が緩くなったせいで尿道を十分に閉められなくて起きる現象です。40代の15~20パーセント、50代の30~40パーセントが経験しているというデータがあり、中高年以降増える現象と言えます。
加齢以外でも尿切れが悪くなる原因はありますが、その前に尿切れの悪さを体験した方の話を見ていきましょう。
尿切れが悪くなった体験談
最近、尿の切れが悪くて困っています(男28歳)
排尿時にはしっかりと切れたと思っても、部屋に戻って座ったりすると数滴ですが、尿が漏れ?てしまいます
特に残尿感はないのですが、自分で思った以上に出し切れていないことに驚いてしまいます
何度も切っているつもりなのですが、それでもやはり数滴残ってしまっているようで…
加齢に比例して状態が悪化してしまいそうで怖いです(20代)https://androidneyyappam.com/wp-admin/post.php?post=948&action=edit
まだ20代ですが、尿切れの悪さに悩んでいるようです。尿切れの悪さで悩んでいるのは中高年だけとは言えません。
非常に尿の切れというものが悪いです
ここ半年ほどずっとですトイレで出しきったと思ってズボンを穿くと少しでてきます
そのことを意識して出しきるようにしても残ってて、立ち上がる瞬間に漏れます
パンツが濡れて非常に気持ち悪いです(中学生)https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1473199524?__ysp=5bC%2F5YiH44KM
10代のそれも中学生で尿切れが悪くなるということは、加齢が原因とはとても考えられません。加齢以外で尿切れが悪くなる原因を見ていきましょう。
加齢以外の尿切れが悪くなる原因
病気によるもの
尿切れが悪くなる可能性がある病気は、前立腺肥大症、過活動膀胱炎などが考えられます。この場合治療として薬を処方されます。尿切れが悪くても病気と診断されなければ薬はもらえないので注意。
尿を終えるタイミングを間違っている
尿を完全に出し切っていないのに、尿を終えたと勘違いしてパンツやズボンを履いてしまうことで尿切れが悪いと感じている可能性があります。
特に筋肉が衰えていない、病気にもなっていない10代、20代はこの可能性が大。焦らずにワンテンポ遅らせるように意識してみましょう。
座りションをしている
自宅では男性用便器がないという方も多いはず。女性用便器に立って排尿すると尿が飛び散るので座ってするという男性も多いでしょう。
男性の座りションが尿切れを悪くしている原因かもしれません。男性は女性よりも尿道が長く、座った状態で排尿すると尿道が曲げられて尿が残ってしまいやすくなります。なるべくならば立って排尿するのが尿切れの悪さに悩んでいる方にはおすすめ。
尿切れを治すには?
加齢以外で尿切れが悪くなる原因についてご紹介してきました。病気以外では習慣やクセが尿切れを悪くしている可能性があることが分かりました。
これらを止めるだけでも尿切れは大分改善できるはずですが、さらに尿切れの悪さを解消する方法をご紹介していきます。加齢での尿切れの悪さにも効果的なのでぜひ試してみてください。
手を使う
尿道に尿が残っているのであれば手を使うことで排出させることができます。マスターベーションをする感覚でペニスをしごくことで残尿が排出されます。
勃起させてしまうと排出されにくくなるので注意。また尿のしずくがズボンや手に付着することもあるのでティッシュなどを活用しましょう。
サプリを利用する
尿切れに効くサプリを利用しましょう。ノコギリヤシエキスは前立腺肥大症の治療薬としても研究が進められている成分。医療機関で処方される薬と違い、誰でも薬局やドラッグストアで買えるので安心。
ノコギリヤシエキスは滋養強壮や育毛などの効果も期待される成分なので尿切れが原因で購入していると思われることもなくおすすめ。
まとめ
尿切れの悪さについて見てきました。尿切れが悪くなる原因は加齢だけではなく、病気や習慣なども関係していることが分かりました。思い当たる方はぜひ改善して尿切れを良くしましょう。