睾丸は精子を作る大事な器官ですがなぜ外に出ているのか、また大きさが左右で違う理由は何かなど睾丸にまつわる疑問を解消します。

睾丸とは

睾丸の役割

睾丸は精巣ともいわれ、精子を作り出す器官です。また男性ホルモンであるアンドロゲンを分泌する機関でもあります。形状とその重要性から金玉とも古来から呼ばれてきました。

なぜ体の外にあるのか

この睾丸ですが、無防備に体の外にぶら下がっており眼球や喉と並び人体の三大急所と呼ばれています。大事な器官であるはずの睾丸はなぜ体内ではなく体外にあるのでしょうか。

それは精子が熱に弱いことに関係しています。人間の平均体温は36.5度ですが、精子が生産されるのに適した温度は約34度と言われています。

体内では温度が高すぎて精子を作り出すことができないので体の外に位置しているのです。よく寒い時は睾丸が縮み上がりますが、伸びたり縮んだりするのは体からの距離によって温度調整をしているのです。

よくある睾丸の悩み

睾丸を強打したときの痛み

睾丸は人体の急所であると先ほど述べましたが、強打したときの痛みは出産時に女性が感じる痛みに匹敵するとも言われます。男性が経験する痛みでは最大級ですね。男性ならば一度はその悶絶するほどの痛みを味わったことはあると思います。

それでは、なぜこんなにも痛いのでしょうか。それは睾丸が内臓の一部だからです。他の内臓を包む腹膜が睾丸まで続いて一緒に包まれています。そのため睾丸を強打すると内臓にダメージを受けたのと同じ痛みが生じます。他の内臓は骨や筋肉により守られていますが、睾丸は何も守るものがなくダメージがダイレクトに伝わるのであんなにも痛いんですね。さらに腹膜ともう一つ睾丸を包んでいる精巣白膜、この2つの膜は痛みを感じる神経の痛覚が集中している部分でもあります。

強打してしまった際の対処法は、横になって安静にするのが一番です。その際に氷や水で睾丸を冷やしてください。睾丸から出血があったり、中身が飛び出していたり、明らかに非常事態の場合や時間が経っても痛みが引かない場合は医療機関を受診してください。

左右で大きさが違うのはなぜ?

気にしている人がいるかもしれませんが、睾丸が左右で大きさが違うのは正常なことで問題ありません。同じ高さに睾丸があると、ダメージを受けた時に二つとも損傷するおそれがあるので高さを変えているのです。また睾丸同士を離すことで冷却効果もあります。ちなみに左側が短い人が多いそうです。

睾丸の疾患・病気

睾丸の疾患・病気で多いものを紹介します。

精巣捻転症(せいそうねんてんしょう)

腹部と精巣をつなぐ管である精索(せいさく)が捻じれる症状です。睾丸から下半身にかけて激しい痛みが急に起こります。詳しい原因は分かっておらず時間が経つと睾丸が壊死してしまうため、発症から6時間以内に手術する必要があります。

精巣腫瘍(せいそうしゅよう)

睾丸にできる癌です。20-30代にできる固形腫瘍(白血病などの血液腫瘍以外の腫瘍)の中では最も多いものです。腫れや硬さの変化があるものの痛みがなく検査以外では気づきにくいのが特徴です。

違和感を感じたら自己判断せずにすぐに医療機関を受診しましょう。また定期的な検査もおすすめします。

睾丸がないとどうなるの?

病気や性転換で睾丸を摘出した場合、どのような変化が体には起こるのでしょうか。これは摘出したのが1つだけか2つともかで変わってきます。1つだけの場合ほとんど変化はないと言っていいようです。睾丸は1つあれば十分機能するんですね。

2つとも摘出した場合は精子が作られなくなり、男性ホルモンのアンドロゲンが分泌されなくなります。アンドロゲンが分泌されなくなることで体毛が薄くなったり、肌質が変わったりします。性欲は弱まりますがなくなるわけではないようです。

また誤解しやすいですが、男性ホルモンが分泌されなくなったからと言って女性ホルモンが増えるわけではありません。性転換で睾丸を摘出した人は女性化するために女性ホルモンを定期的に注射しています。ホルモン分泌がカットされるので一時的にイライラやうつ症状などの更年期症状が出る場合があります

睾丸マッサージ

睾丸マッサージとは揉みほぐして血液やリンパの流れを良くするマッサージです。中国やタイでは伝統的に行われてきました。睾丸マッサージをすることで老廃物や毒素を排出する効果男性機能をアップさせる効果があります。

施術後の射精は普段用快感が強く精子量も多いそうです。自分でもできますが、お店でやってもらうこともできます。その場合、施術後に射精する回春マッサージと射精を伴わないマッサージがありますので事前に調べてください。

簡単なやり方を紹介しますので参考にしてみてください。

・両手で陰嚢を包み込み、軽く持ち上げます。

・軽く睾丸を10回程度揉みます。

片方が終わったら、もう片方です。

・そして、適度な力で睾丸の裏の付け根のかわを伸ばすイメージで、軽く陰嚢を引っ張ります。

http://a-shibuya.jp/worry/energy-decline/testicle-massage/

まとめ

いかがだったでしょうか。睾丸の疑問が解消すると同時に大切さが改めて分かったと思います。デリケートな部分だからこそいたわって大事にしましょう。