梅毒とは(特徴、症状)

梅毒はトレポネーマという病原菌により感染する性病。梅毒というと一昔前は不治の病として恐れられていた性病でしたが、現在は正しく治療すれば完治することのできる病気です。しかし近年、国内の梅毒患者数が急増。梅毒患者はエイズへの感染率も高まるので要注意です。

江戸時代は遊女がもっとも恐れた性病として有名。ちなみに幕末の志士、坂本龍馬も梅毒ではなかったかと言われています。簡単に梅毒の歴史について見ていきましょう。

梅毒の歴史

梅毒の起源ははっきりとはしませんが、一説によるとコロンブスがアメリカ大陸からヨーロッパに持ち込んだのではないかと言われています。

15世紀にヨーロッパ全土に広がった後、16世紀に中国、そして貿易や倭寇などを通して日本へ上陸。18世紀から19世紀にかけて大流行しました。

江戸時代の医学者、杉田玄白は「毎年1000人あまり治療するうち、実に700〜800人が梅毒である」と記しています。当時は有効な治療法が見つからずに前述したように不治の病とされていました。

症状

梅毒の症状は発症してからの期間によって異なります。段階ごとに見ていきましょう。

第1期

感染から3週間ほどで発症。性器や肛門、口、手足などに数センチ大のしこりができます。痛みはありませんが、だんだんと硬くなってきます。また太ももの付け根が腫れることがありますが、2~3週間で消えます。

第2期

感染3か月ほどで病原菌は全身に。顔や身体にピンク色の丸いあざができます。また数センチ大の赤茶色のブツブツができます。髪の毛が抜け落ちるという症状も。

無症状期間

第2期が終わると3か月~3年ほど何の症状も出ない無症状期間に入ります。この期間に治ったと勘違いする人もいたようです。

第3期

感染から3年ほど経過して無症状期間が終わると、第3期に入ります。ただし第3期と第4期まで進行する人は現代ではほとんど見られません。症状は大きめのしこりができます。

第4期

末期状態。心臓、血管、神経、目などに重い障害が出て、意識障害や思考能力に問題が出ることもあります。

梅毒の体験談

健康診断を受けて結果が届く。
いままで健康診断でひっかかったことなどなかったので、
今回も同じだろうと結果を見てみると、
血液検査の部分に
「再度病院に来てください。医師からの説明が必要です」
といった内容の文言がありました。

http://bellucci.tokyo/STD_experience/baidoku01.html

健康診断で梅毒と判明する方も多いようです。その場合症状がないうちに治療を開始できるのでラッキーと言えるでしょう。

当時付き合っていた彼女の元カレが梅毒だったようで、私が付き合い始めてから、2週間目ごろのキスが原因で感染したと予測しています。

http://xn--vbktc4cua6471dt2j11bi5ii3zrw1d.com/archives/554.html

他の性病と同様にセックスやキスでも感染するようです。上記の場合はお互いに口内炎があったことから感染したとの記載あり。

「わしな3か月前に母ちゃんと一緒に銀婚式のお祝いにインドネシアにいったんなー。南国の陽気でついムラムラきて、母ちゃん誘ったんだけどだめで現地の女の子買ったんよー。帰ってきて1カ月ぐらいでチンポ腫れてくるし、良くなったけど身体がだるいし、エイズとかじゃないかな。」

http://seibyounobyouin.com/bikkuri-series/huuhunoai.html

結果エイズではありませんでしたが、梅毒に感染していることが判明。後日奥さんと一緒に治療を受けたようです。

彼らの場合は円満に済んだようですが、性病がトラブルになり夫婦関係、恋人関係にひびが入ることも珍しくありません。

梅毒の原因

梅毒はトレポネーマという病原菌が皮膚や粘膜から体内へ侵入することで感染します。アナルセックスでの感染が多いという報告も。また口内に傷や出血がある場合はキスでも感染します。

梅毒の検査

検査は、病院または検査キットを用いて自宅で行います。血液と患部の検査で結果が分かります。注意しなければいけないのは感染後すぐだと、反応が出ないことがあること。感染から少なくても4週間は経たないと正しく検査できません

しかしこの間も、感染させることはできるので、結果が分かるまでセックスやキスは避けましょう。また梅毒患者はエイズにも感染している可能性があるので、同時に検査を受けることをおすすめします。

梅毒の治療法

治療は抗生物質のペニシリンを服用することで行われます。服用期間は感染からの期間によって異なります。

梅毒の予防法

セックス時にコンドームをしていても、他の粘膜部分から感染することがあります。そのため、疑わしき場合は行為を控えた方が良いでしょう。

またカップルの場合、どちらかが感染していたらパートナーも感染している可能性が高いので同時に治療を受けて完治させましょう。自分が完治したとしてもパートナーが感染している場合、再び感染する可能性があります。

まとめ

梅毒について見てきました。かつては不治の病とされ恐れられてきた梅毒。治療すれば完治するとはいえ、エイズの感染率を上げたり、感染力が高かったりと恐ろしい性病であることに変わりはありません。定期的な検査と軽率な行動は避けることが重要と言えます。