軟性下疳の原因や症状、治療法から梅毒との関係まで解説!

軟性下疳(なんせいげかん)は性病の一種ですが、あまり聞いたことがないかもしれません。

かつては梅毒淋病とともに3大性病として数えられていましたが、戦後に一度流行した後激減。

現代日本では症例数は少なく、アフリカや東南アジア、南米に多い性病です。日本に少ないからといって関係ないと思ってはいけません。

旅行先や出張先でもらってしまうことも考えられます。自分が海外に行かなくてもパートナーから感染するということもない話ではありません。

近年アメリカ合衆国で感染者が増加しているので近い将来日本でも増える可能性もあります。万が一のために知識として軟性下疳について知っておきましょう。

軟性下疳の体験談

軟性下疳について詳しく見ていく前に、感染してしまった人や感染が疑われる人の体験談や意見をご紹介していきます。

確証あるの?単なる包皮炎だという
軟性下疳とかなったら死ぬほど痛いよ

中2 亀頭包皮炎? 膿み
中2 亀頭包皮炎? 膿み中2の男子です。今日、亀頭のカリ部分を押すと痛みがあり、なんだろうと思って包皮を剥いたら、亀頭と包皮の間(裏筋付近)から黄色い膿みが出てきました。また、その付近に小さなぶつぶつがたくさん出来ていました。ネットで調べたところ、どうやら亀頭包皮炎というものと同じようなのですが、亀頭包皮炎は、何もしな...

亀頭に膿ができて心配だという相談者に対するアンサー。包皮炎のような症状が出るようです。痛みもあるというのが気になります。

淋病なのか、梅毒なのか、軟性下疳なのか解らない症状が出てます。
数日前に風俗に行き、3〜4日後に排尿時に膿が出始めました。
また排尿時には痛みがあります。
それと同時に亀頭ではない裏

側のサオ部分に5mmくらいのシコリがある事に気がつきました。痛みはありません。
それから気がつくと膿が出始めでから2日後くらいから剥けてる包皮部分が水膨れのように膨らみ、4日後くらいには亀頭の周りに浮き輪がついてるかのように膨れてきました。

淋病なのか、梅毒なのか、軟性下疳なのか解らない症状が出てます。数日前に風俗に行き、3〜4日後に排尿時に膿が出始めました。また排尿時には痛みがあります。それと同...
淋病なのか、梅毒なのか、軟性下疳なのか解らない症状が出てます。数日前に風俗に行き、3〜4日後に排尿時に膿が出始めました。また排尿時には痛みがあります。それと同時に亀頭ではない裏側のサオ部分に5mmくらいのシコリがある事に気がつきました。痛みはありません。それから気がつくと膿が出始めでから2日後くらいから剥けてる包皮部分...

実際に軟性下疳だったかどうかは定かではありませんが、風俗店でもらう可能性は高いと言えます。

軟性下疳になるとどのような症状出るのか、感染からどのくらいで発症するのかなど詳しく見ていきましょう。

軟性下疳の感染経路

性行為によって軟性下疳菌に感染することが原因で感染します。また感染ヶ所に触れることでも感染の可能性あり。セックスやオーラルセックスなどの性行為が主な感染経路です。

軟性下疳の症状

男性の場合

亀頭やカリの周辺に症状が出ます。赤い豆粒の柔らかいコブが発生。コブは膿を伴います。コブがつぶれて潰瘍触ると強い痛みがあるのが特徴です。

出血することもあります。またペニス周辺とは別に太もも付け根のリンパ節にも腫れと痛みが発生します。

潜伏期間は2~7日ほど。感染から発症までの期間が短いのが特徴です。

女性の場合

外陰部周辺に症状が出ます。症状は男性の場合と同じです。

口腔への感染

オーラルセックスにより口腔への感染も。軟性下疳菌による小さな潰瘍ができます。

軟性下疳の検査

症状に特徴があるため、患部の視診、触診のみでも診断は可能です。痛みがあるため、なるべく早く検査を受けて治療を受けることをおすすめします。

軟性下疳の治療法

抗生剤の服用または筋肉注射によって治療を行います。潰瘍には抗生剤の軟膏を塗布して治療。3日以内には症状が軽減し始めて、7日以内にはかなり改善します。

症状がなくなった時点で完治したとみなされます。治療すればすぐに治るので痛みに我慢するよりもなるべく早く治療を受けることが得策。

軟性下疳の予防法

コンドームを正しく使用することで軟性下疳は予防することができます。国内よりも海外で感染することが多い性病ですが、国内外を問わず軽々しい性行為は行わないことが一番の予防

感染して発症したら、激痛で性行為どころではなくなるのでパートナーへの感染は少ないと考えられます。

軟性下疳は梅毒と一緒に感染しやすい?

軟性下疳は梅毒と同時に感染することも。この場合、潰瘍が次第に硬くなる硬性下疳(こうせいげかん)が起こります。

軟性下疳の治療を受けている場合は症状が抑えられるので、梅毒の併発に気付かない可能性あり。梅毒と併発する場合は混合下疳(こんごうげかん)と呼ばれます。

そのため軟性下疳の発症から約6週間後に梅毒の検査を受ける必要があります。軟性下疳の治療は1週間ほどで完了しますが、念のため梅毒の治療も受けておきましょう。

まとめ

軟性下疳について詳しくご紹介してきました。軟性下疳は激痛を伴う恐ろしい性病です。国内では少ないというものの、グローバル化した現代では感染の可能性はゼロとは言い切れません。

特に海外出張や旅行が多い方は注意しましょう。軽々しい性行為は控えてください。またコンドームを正しく使用することで予防できるので、どんな時でもコンドームは使うように。

軟性下疳は梅毒と併発することも多いので軟性下疳になったら忘れずに梅毒の検査も受けるようにしましょう。