セックスボランティアに関する口コミ
セックスボランティアについて詳しく見ていく前に従事している方の考えや、セックスボランティアについてどのような意見があるのか見ていきましょう。
一般の風俗店の方が楽に簡単に稼げますからね。障がい者の性の介助は、常識的な価値観では補えないです。セックスボランティアをしていて、淫らだとか汚いだとか言われたこともあります。でも、理屈じゃなく、私は障がい者が持っている、そこにある欲望に答えるんです。そして、私はセックスボランティアをしていて、欲望以上の世界を見ているから低い給料でもやっています。
http://r-zone.me/2016/03/21-3_3.html
実際にセックスボランティアに従事している女性の口コミ。もともと通常の風俗で働いていたが、身体障害のある男性の親族に頼まれてセックスを行ったことがきっかけでセックスボランティアに興味を持ったそうです。
SEX中は無言でしたね。私も無言でした。お互い気まずいですし、何か弟さんから申しわけなさみたいなのを感じました。終わった後、お客さんが涙を流していたんです。「こんな嬉しくて涙を流す感情は久しぶりだ。ありがとう」と感謝されたんです。最初は乗り気じゃなかったですし、お金のためにSEXしましたが、そういう涙を流す感情に出会い感動したんです。たぶんこれは悪いことじゃないなと思いました。
http://r-zone.me/2016/03/21-3.html
同女性。その後は団体に所属してセックスではなく射精介助を行うようになったそうですが、セックスボランティアは風俗と異なり、決してお金がたくさん稼げるわけではないので、従事者は介護として取り組んでいる方が多いようです。
セックスボランティアっておかしくないですか? どう考えても気持ちの悪いことです……。 身体/知的障害者の性的介護は、 行き過ぎた干渉行為ではないですか。
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性の問題はデリケートなため、このように考える方がいるのも不自然ではありません。特に女性は男性の性欲や性処理についてよく分からないという方も多いためしょうがないでしょう。
男性でも「セックスボランティア」という言葉だけをとらえて、もてない男性でもセックスできるものと誤解している声もありました。
セックスボランティアの仕事内容等
射精介助の多くは身体障がい者が対象
セックスボランティアは通常の介護の一環として行われたり、セックスボランティア専門の団体によって行われたりしています。対象者は多くは身体障がい者で、知的障がい者の方は断られるケースも多いようです。
これは知的障がい者がセックスボランティアを理解しておらず、介助の範疇を超えた行為や暴力を介護者に対して行ったり、終了後も女性に執着してストーカーまがいの行為を行ってしまったりという事例があったため。
風俗店が障がい者向けにサービス行うものも
また風俗店が障がい者も可としてサービスを行っている場合もあります。
そのような風俗店に障がい者と一緒に足を運んだり予約代行したりといった行為もセックスボランティアの業務に含まれます。
性指導も
知的障がい者に感染症予防や避妊の指導を行うのもセックスボランティアです。また、自分でマスターベーションを行える障がい者には自慰介助も行われます。
自慰介助はマスターベーションを行うための補助となるようなグッズを選ぶ、代理購入する、使い方を説明する、装着してあげるといった自分で自慰ができるようにしてあげる介助のことです。
風俗営業の許可が必要
セックスボランティアはあくまでも介護の一環ですが、女性が派遣されるため風俗営業の許可が必要です。
セックスボランティアの今後の課題
知的障がい者に対する介助はどうするか
障害の程度によりますが、知的障がい者に対する射精介助はなかなか難しいのが現状です。
性欲は健常者も身体障がい者も知的障がい者も同じようにあるものなので、知的障がい者にも射精介助は需要はあります。
介助者に害が及ばないようにVR技術を使うといったような対応が必要でしょう。
LGBTへの対応
現在はセックスボランティアの従事者は障がい者に配慮して女性がほとんど。
しかしながら、女性の障がい者やLGBT、つまりレズビアンやゲイなどの性的少数者に対しての対応も必要になってきます。
まとめ
なにかと誤解されがちなセックスボランティアについてご紹介してきました。思うままに射精できない辛さは男性であれば誰しも分かるはず。
障がい者の方にとっては必要なサービスです。課題はまだまだありますが、まずはセックスボランティアが社会に必要なものと広く認知されることが必要です。