男性が女性ホルモンを摂るとペニスや性欲にどう影響するの?

男性が女性ホルモンを注射する理由

元々男性の身体にも女性の身体にも男性ホルモン、女性ホルモンは存在します。もちろん男性は男性ホルモンが強く、女性は女性ホルモンが強く作用しています。

男性の身体にあえて女性ホルモンを摂取することがありますが、それは何を目的にしているのでしょうか。

性同一性障害

性同一性障害とは、生物学的な性別と心理的な性別が一致していないこと。つまり男性の身体なのに精神的には女性、または女性の身体なのに精神的には男性として生まれてきてしまう障害です。

その治療の1つとしてホルモン摂取があります。男性の身体を女性化するために女性ホルモンを注射や飲み薬で摂取します。

育毛

女性ホルモンを育毛や薄毛改善目的で摂取する人もいます。確かに女性ホルモンの1つであるエストロゲンには肌や髪のコラーゲンを増やすという作用があります。

ハゲの進行を止める働きはあるかもしれませんが、一度抜けた髪の毛を生やす効果があるかどうかは微妙です。

女性ホルモンを摂取するメリット

男性が女性ホルモンを摂取するのは主に性同一性障害の治療として、または育毛目的として行われることが分かりました。女性ホルモンを摂取するとそれらの効果以外にどのようなメリットがあるのでしょうか。

美肌

前述しましたが、女性ホルモンの1つであるエストロゲンには肌や髪のコラーゲンを増やすという作用があります。コラーゲンは肌のハリに関係する成分なので、コラーゲンが増えるとハリのある肌になることができます。

体毛が薄くなる

エストロゲンには体毛を薄くする作用も。体毛が濃い人が女性ホルモンを摂取すると濃い体毛が徐々に薄くなっていくのが分かるそうです。

女性ホルモンを摂取するデメリット

女性ホルモンを摂取した場合のデメリットについてまとめました。ここでは性同一性障害の方以外が摂取した場合のデメリットとして見ていきます。

華奢になる

筋肉は男性ホルモンであるテストステロンが多いと発達します。女性ホルモンの働きが優勢になると筋肉が落ちて華奢な女性的な身体になります。また脂肪が付きやすくなり丸みを帯びた体系になります。また胸も大きくなります。

声が高くなる

女性ホルモンは声帯にも影響するので声が高くなります。しかし程度には個人差があります。逆に女性ホルモンが減ってくると女性でも声が低くなります。閉経後の女性の声が男性と区別が付かないくらい低くなることがあるのはこのため。

精神的に不安定

ホルモンバランスが崩れるので精神的に不安定になりやすいです。妊娠期や閉経後にホルモンバランスが乱れるマタニティブルー更年期障害と同じような症状が出ます。

様々な病気のリスク

女性ホルモンが増えると様々な病気のリスクも増えます。

血栓症

女性ホルモンには、血液を凝固させる作用があります。そのため女性ホルモンを投与すると血栓症になりやすくなります。脳や心臓、肺などの血管が詰まると命の危険があります。

乳癌

乳癌は女性に多い癌ですが、女性ホルモンを摂取することで男性でもその可能性が高まります。女性ホルモンのエストロゲンが乳癌の進行を早めます。特に親類や家族で乳癌の人がいたら要注意です。

肝臓に負担をかける

女性ホルモンは肝臓で分解されます。そのため女性ホルモンの摂取は肝臓に負担をかけることにつながります。飲酒量の多い方や喫煙者は通常の人よりも肝臓へかかる負担が大きいので、そこに女性ホルモンによる負担がかかると病気につながる危険性があります。

一度女体化したら元には戻れない

女性ホルモンの摂取を止めたら、女体化した身体は元に戻ると思っているかもしれませんがそれは間違いです。一度女体化したら完全に元に戻ることはありません

女性ホルモン摂取による性欲への影響は?

女性ホルモンの摂取によるメリット、デメリットについて見てきましたが、性欲に関する変化にはどのようなものがあるのでしょうか。

ED

女性ホルモンを摂取すると最初に訪れる性の変化です。性欲はあってもペニスが勃起しなくなるED(勃起不全)に。

性欲が衰える

女性ホルモンの摂取を続けると性欲自体がなくなってきます。身体も見た目も徐々に女性化してきます。

男性機能停止

女性ホルモンの摂取を続けると最終的には男性機能が停止します。つまり精子を作る機能が失われるということ。摂取開始からおよそ数か月で男性機能は失われます。もちろん摂取を止めたからと言って機能が回復することはありません。

女性ホルモンの代わりに

女性ホルモンには様々なリスクがあります。性同一性障害の方ならば問題ありませんが、通常の男性にとっては女体化するのはかなりの問題。髪の毛の悩みで摂取するならば、女性ホルモンの代わりにおすすめの成分があります。

それはイソフラボンです。イソフラボンは大豆製品に多く含まれる栄養素ですが、イソフラボンを摂取することで体内の女性ホルモンが活性化します。

そのため抜け毛を減らすことができます。そしてイソフラボンには女体化させる作用はないため安心して摂取することができます。

まとめ

女性ホルモンを摂取するメリット、デメリットについて見てきました。ハゲの進行を止める働きはあるものの、それ以上にデメリットが大きいことが分かりました。

髪の毛の代償に男性機能を失うのは割に合わないでしょう。薄毛に悩んでいる方は、女性ホルモンではなく、イソフラボンの摂取をおすすめします。