日本で認可されているED治療薬はたった3種類しかありません。それは「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」になります。

バイアグラ

バイアグラは世界初のED治療として効果を認められた治療薬となります。1998年にアメリカで製造販売されました。日本では1999年に厚生労働省の認可を受けています。

外国で販売された薬が1年足らずで認可を受けるのは異例の事であり、その背景にはバイアグラ発売時に世界中で「ED患者の夢の薬」として話題になったことに関係します。

アメリカで発売された時は当然日本では入手不可能な薬でした。それでも欲しい人は日本にも沢山いて、その方達はまだネット販売が普及していない時代でもあり、個人輸入業者に依頼してアメリカからバイアグラを手に入れていました。

アメリカから直で仕入れた薬なので、薬の説明文書は英文のままです。日本語に訳されていません。英語が分からない方は用法用量など知るわけがありませんよね。薬の説明文書を読まず適当に服用していたのです。

そもそもバイアグラには併用で飲んではいけない薬があり、併用すると命に関わる危険性もあります。英語が読めず適当に服用していた方の中で副作用に苦しむ人が増え、社会問題となり日本では異例の早さで認可となったのであります。

日本で正規品を入手するには病院やクリニックで購入する事となります。その際は保険適用外となるので価格は1錠1,500円程とかなり高額です。

最近では日本でも2014年にジェネリックのバイアグラが発売許可が下りて1錠1,000円程と少しだけ安く購入できるようになっています。

そもそもバイアグラは狭心症の治療薬として開発された薬だったのですが、治験段階で思ったほどの効果が見られずに治験モニターからバイアグラを回収することになりました。

その際、治験モニターの中でバイアグラの回収を拒否する人が現れ、これはおかしいと調べたところED治療に効果があることが分かったのが始まりです。

始めは狭心症の薬として誕生したのにそこでは用無しと判断されたバイアグラでしたが、思わぬ副作用のお陰で世界初のED治療薬として見事に花を咲かせました。

レビトラ

レビトラは2003年にドイツで製造販売されました。日本では2004年に厚生労働省より認可を受けています。バイアグラと一緒で認可スピードが早かったです。

バイアグラが服用後30分ほどで勃起作用を生じますが、レビトラは服用後20分ほどで勃起作用を生じるので比べると少しだけ即効性に優れています。

バイアグラは空腹時の服用とし、食後の服用だと効果が半減すると言われていますが、レビトラは食後でも影響を受けにくいとされています。価格は1錠1,500円程とバイアグラとさほど変わりありません。

シアリス

シアリスは2003年にアメリカで製造販売されました。日本で認可を受けたのは2007年となり認可まで4年かかっています。バイアグラ、レビトラのようにスピード認可にならなかったのが不思議です。

シアリスの最大の特徴は効力の長さにあります。バイアグラ、レビトラが5時間程度なのに対して24時間もの長時間持続します。価格は1錠1,700円程で購入できます。バイアグラ、レビトラと比べると少しだけ高いですが、24時間もの長時間作用するならお得かも知れませんね。

ED治療薬を個人輸入

日本国内の正規品は高額となります。少しでも安く購入しようと個人代行業者やネット販売を使い輸入する方も多いです。

実際に価格は日本の正規品の半額以下となるので、かなり安く購入する事ができます。しかしながら、気持ちは分かるのですが、偽物も多く出回っており健康被害にあわれた方も少なくありません。

しかもその国で臨床試験を行い個々で製造販売を行っているので、例えばアメリカ人の体と日本人の体では同じ人間ですが、体格や生活環境も違います。

その国独自の製造、調合された薬なので副作用も同じであるかは疑問です。なので、日本人は日本国内の正規品を購入する方が、副作用を伴う医薬品だけに安全ですよね。

ED治療薬と精力剤の違い

勘違いする方も多いと思いますが、ED治療薬と精力剤は明確に違います。

ED治療薬は血流を改善してペニスに血流が集まりやすくし勃起不全を解消する薬となります。一方、精力剤は、EDの改善の他にも、早漏防止、精力の増大、性欲増進などED治療薬よりも性機能改善において広い範囲をカバーするものとして利用されています。

EDの薬は厚生労働省のお墨付きでその効果も絶大ではありますが、性欲自体を高める薬ではありませんからね。その点に置いては精力剤に分があると思いますし、精力剤よりも「媚薬」といった方が理解しやすいでしょうね。

それにEDの薬は医薬品です。どうしても副作用を伴いますので、服用できない方もいますが、精力剤なら副作用の心配がない成分を配合しているので安心です。

まとめ

国の認可を受けているEDの薬は3種類しかありませんでしたね。もっと数多くあると思っていましたので意外でした。

ドラッグストアに立ち寄ると精力剤が数多く置いてあるので、精力剤とEDの薬を一緒にしていたのが原因でしょう。

明確に両者には違いがあることも理解できたと思いますが、くれぐれもEDの薬を購入する際は国内の正規品を購入することをお勧めしますね。