EDの原因となる3つの要因と治療法

EDとは「勃起機能の低下」の事を指し、男性なら広く知られた病名ではないかと思います。ですが原因についての認識はまだまだ薄いようです。

なので、今回はEDの原因となる要因について説明していきましょう。

まず初めにEDの原因には「心因性」「器質性」「薬剤性」と大きく3つの要因に区別されるので、それぞれの要因の説明と治療法を交えてお伝えしていきます。

他人事では済まされない心因性EDと治療法

心因性EDとは、精神的ストレスにより引き起こされるEDです。

分かりやすい例を一つ挙げるとすれば、彼女や奥さんに「SEXが下手ね」とか「あそこが小さい」など男としてプライドを傷つけられることを言われて精神的なショックがEDとなるケースです。

男なら女性には絶対言われたくない言葉ですよね。誰だってショックを受けると思います。このような事が原因となり症状がEDに現れるというわけです。

これは他人事では済まされない、男ならEDは誰にでも起きる典型的な例だと言えます。

現実心因と深層心因の2つに分けられる

心因性EDは現実心因と深層心因2つに分けられます。

現実心因とは先程前述しましたが、日常生活において精神的ストレスが原因となりEDを誘発することです。

この場合多くは原因に自覚症状があるので、時間的な解決や当事者同士の話し合い、或いは専門家によるカウンセリング、薬剤投与で症状が改善されることが多いです。

深層心因とは、本人にさえ理解できていない、認識していない心の奥底に眠っている願望や精神的ストレスが原因となりEDを誘発します。

少し分かり難いかもしれませんが、例として挙げると幼少期に受けた性的なトラウマ経験があり、無意識のうちにトラウマを行った女性と現在のパートナーの共通点が重なりED症状に現れると言ったことです。

他には本人は否定しつつも深層心理では、ホモセクシャルや近親相姦を望んでいたりなど独特な性癖が邪魔となり現在のパートナーとの営みに支障をきたしEDとなるケースです。

現実心因に比べ深層心因は本人でさえ理解していないことが原因となるので、専門家によるカウンセリングや薬剤治療ではなかなか症状が改善されないことが多いです。

なので、原因を突き止めること自体が非常に困難であり、短期的な治療では改善されません。専門のカウンセラーと真の信頼関係を築くことが何よりも重要となるので治療は長期化する場合が多いです。

年配の方に関係する器質性EDと治療法

器質性EDとは、体の機能が正常に働かなくなり引き起こされるEDの事です。原因は大きく4つに分けられます。

加齢によるED

人間誰しも年を取っていくので加齢によるEDは避けられないものかもしれません。年を取れば当然体も衰えていきますが、EDに関する体の部位は血管にあります。血管が固くなる症状を「動脈硬化」と言いますが、年齢を重ねると動脈硬化になり易いのです。

それにより勃起するために必要な血液を陰茎へと十分送ることが出来なくなるためEDとなってしまいます。

生活習慣病によるED

日本において肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病が代表的な生活習慣病となります。

生活習慣病になると動脈硬化を引き起こし、勃起に必要な血液を送ることが出来なくなりEDとなります。

神経障害によるED

勃起は、脳が受けた性的刺激を中枢神経、脊髄神経、末梢神経を経て陰茎に伝えることで成り立ちます。しかし神経に異変があると脳からの指令が上手く伝わらず結果的にEDとなってしまいます。

これらは神経障害を引き起こす病気(脳腫瘍、てんかん、脳卒中、パーキンソン病、アルツハイマー病)を患うことによりEDを併発するケースが多いです。

手術や事故によるED

手術の場合、男性器周辺の血管や神経を傷つける、或いは取り除く可能性が高い前立腺がん、膀胱がん、直腸がんなどがんの再発を考慮し広い範囲の切除が必要となる手術にてEDとなるケースです。

事故の場合は、交通事故やスポーツにおける脊椎損傷や骨盤骨折など神経を損傷してEDとなるケースです。

器質性EDの治療法

動脈硬化が引き起こす器質性EDは、運動や食事に気を使い生活習慣を改める必要があります。あとは併せてED治療薬を服用する必要も出てきます。

ただしED治療薬であれば何でもいいわけじゃなく副作用の少ない治療薬を選びましょう。

神経障害における器質性EDにはED治療薬を服用することは出来ませんので、直接陰茎に注射する治療法(ICI治療)があるのでそちらをお勧めします。

闘病中の方はご用心。薬剤性EDと治療法

闘病中により服用している薬の副作用が原因で起こるEDが薬剤性EDとなります。

現代社会のストレスからくる病気「うつ病」の薬(精神安定剤、抗うつ薬、睡眠薬)の副作用に多いので、年齢問わず発症する可能性が高いと言えます。

または生殖器に関する病気(前立腺、尿管)を患い、薬剤性EDとなるケースもあります。

薬の副作用でEDとなる事も勿論あるのですが、メンタル的にも男性器に不具合があると自覚してしまい、男としての自信を無くしてEDとなる事もあります。

薬剤性EDの治療法

薬の服用が原因となっているので、服用しなければEDは治ると思います。ですが、これだと闘病中の病の方が御座なりとなってしまうので、薬自体を他に変えてみる、薬の量を減らしてみるなど主治医と相談して決めるしかないでしょう。

まとめ

EDの原因となる要因と治療法をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?EDに対しての認識が変わったのではないでしょうか?

EDになったことが無い人からすれば、高齢者がなる病気ぐらいの認識しかないと思います。

確かに高齢者が発症しやすい病気ではありますが、EDは年齢問わず誰にでもなる可能性が高い病気だという事がお分かりいただけたと思います。

EDになれば男としての自信を失うだけでなく、パートナーの女性にも迷惑を掛けてしまいます。現実にEDが原因で離婚した、分かれたカップルも存在しますので、EDに対する認識を深める必要もEDになる前からあるのではないかと思います。