コンジローマは、正式名称を尖圭(せんけい)コンジローマという性病です。コンジローマは一体どのような性病なのか詳しく見ていきましょう。

コンジローマとは

コンジローマと言えば「いぼ」。特徴的な形のいぼができます。そのため感染して発症すれば、知識のある方ならばすぐに分かるのがコンジローマです。詳しい症状について見ていきましょう。

コンジローマの症状

男女ともに、性器周辺にいぼができるのがコンジローマの症状です。いぼは薄いピンク色をしていることが多く、また形はボコボコしています。例えるならばブロッコリーや鶏のとさかみたいな形です。

ただし、丸い通常の形状のイボができることもあるので注意。男性であれば陰茎亀頭包皮の内側、陰のうなどに、女性であれば大小陰唇、腟前庭、腟、子宮頸部などにいぼができます。また肛門やその周辺にできることもあります。

痛みやかゆみなどはほとんどないので、目視での発見となります。このいぼは放置しているとどんどん大きくなり、また数も増えていきます。

1つを取り除いても他にも気付かないいぼがあり再発するということも多いのも特徴。後述しますが、口に感染することもあります。

陰性の場合

いぼができるのは、良性のコンジローマの場合。悪性の場合は子宮頸がんの原因となることがあります。

コンジローマの体験談

実際にコンジローマに感染して発症した方の体験談を見ていきましょう。

トイレで尿をしてた時に陰部の根元付近に黒いボツボツを2つ発見しました。

 

「何だこれ?」陰毛に隠れてたのでいつからあったのかは分からなかったのですが、1cmくらいのほくろみたいな黒い斑点が2つあります。

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この後、診察を受けコンジローマだと発覚。このように痛みもないイボを見つけてコンジローマだと発覚することが多いです。

陰部付近全体がチクチクと痛い感触があり、特にジーパンを履くとよけい痛くなるし、トイレで拭くときも痛くてたまりません。

いったい何だろう?と自分で鏡を手に陰部付近をみてみると、みたこともないイボ状のものが陰部付近から膣の中まで広範囲にでていたのです。

http://www.9apbc2013.org/archives/category/%E5%B0%96%E5%9C%AD%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E4%BD%93%E9%A8%93

この方は女性ですが、痛みがある場合もあります。特にいぼが大きくなっていたり、数が増えて広範囲に広がっていたりするとこのように痛みが生じやすいようです。

コンジローマの原因

他の性病と同様にコンジローマもセックスで感染します。またオーラルセックスをした場合、口の中に感染することもあります。

その場合、口腔がんの原因になるので注意をしなければいけません。必ずしもセックスでの感染とは限らず原因となるウィルスに触れてしまえば感染します。

原因となるウィルス

コンジローマはヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することで発症します。HPVというとエイズの原因となるHIVウィルスを思わせますが、HPVとHIVにはまったく関係はありません

HPVには150以上も種類があり、その中で良性のものと悪性のものが存在します。悪性の場合、女性の子宮頸がんを誘発することがあるので注意が必要です。また口に感染したHPVは口腔がんの原因にも。

コンジローマの検査

コンジローマの検査は、患部であるいぼを調べることで行います。いぼからHPVウィルスが採取できたら感染しているということに。コンジローマは感染してもすぐには症状が出ずに、3週間から8か月も潜伏期間があります。その間症状が出ていない場合は検査することができません。しかし、症状が出ていなくても感染させることはできるので、感染が疑われる際の性行為は控えてください。

 

コンジローマの治療

治療はいぼを切除することにより行われます。塗り薬や飲み薬などでは治療することが現在のところ不可能で、直接切除するのが有効な治療法

切除はメスや電気メス、レーザーなどにより行われます。手術なので不安に思うことがあるかも知れませんが、放っておくといぼはどんどん大きくなり増えていきます。そうなると手術する箇所も増え、また治療費も増えることになるので早期治療が肝心。

しかしながら、コンジローマは再発しやすいので、すべてのいぼを取り去ったと思っても、ウィルスが残っている場合またいぼが出てくることも珍しくありません。治療から最低3か月は完治するまで様子を見る必要があります。

膣内を広げられて医療レーザーでジュっとイボを焼いていくのですが、イボが多すぎて1度にはできないため、何回かに分けて治療しなくてはならなかったのです。

1回目の治療が終わったら、そこにウイルス繁殖しないように消毒に週1で通院。膣内が火傷するようなものなので、レーザーで焼いた傷口から水みたいな汁が出てくるんですよ。水が大量に出てくるので常にナプキンを付けて生活していました。

http://www.know-vpd.jp/vpdlist/hpv.htm

このようにいぼが広範囲だと治療後も大変なようです。しかもこんなに苦労したのに2か月後には再発してしまいました。

まとめ

コンジローマについて見てきました。コンジローマは地味に大変な性病だということが分かりました。早期発見、早期治療が大切。手術は気が進まないかもしれませんが、放置するとさらに大変なことになるのでしっかりと通院して完治させましょう。